スウォッチが40年前の「もしも」を実現。新作「BIOCERAMIC WHAT IF?」とは

スウォッチは、独自のバイオセラミックを使用する新作スクエアウォッチコレクションを発表した。「もし1982年考案モデルにラウンドではなくスクエアシェイプが選ばれていたら」という「IF(イフ)」がコンセプトになった本コレクション「BIOCERAMIC WHAT IF?」は、4つのカラーリング、デザインで展開される

バイオセラミックが実現した「BIOCERAMIC WHAT IF?」コレクション
1982年、スウォッチの創業者たちは画期的な新作モデルの開発に際し、多くのプロトタイプを作成したが、その際ラウンドとスクエアシェイプのどちらを選択するかの決断に迫られた。結果は知っての通り、ラウンドシェイプに軍配が上がり、ブランドの40年の歴史は成功のストーリーを辿ることとなった。当時、もしスクエアウォッチを選んでいたら?という「IF」を実現し、その道のりを進む第一歩目となるコレクションが登場した。
カラーリングはブラック、グレー、グリーン、ベージュの4種が展開され、モデルごとに「WHAT IF…BLACK」のようにカラーに合わせた名称が付けられている。クォーツ。バイオセラミック(縦33mm×横33mm)。2気圧防水。各1万5400円(税込み)。
スウォッチは本コレクションの開発に際し、1982年以降のスクエアウォッチのプロトタイプを見直し、挑発的かつ反骨精神を備えた新作を目指した。その実現に大きく貢献したのが、ムーンスウォッチにも採用された独自素材バイオセラミックの採用だ。セラミックパウダーとバイオ由来の素材から成るバイオセラミックは、驚異的な強度と耐久性を特長としている。

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新作ではこの革新的な素材によってスクエアシェイプの強度などといった課題を解決しており、コンセプト通りの極めてエッジの効いたスクエアシェイプが実現された。また、一体型ストラップに、バイオ由来素材のエッジトゥエッジガラスが新たに採用されたことで、非常に現代的な個性も与えられている。

バッテリーカバーには、GENTウォッチの40周年を記念するトリビュートデザインが採用されている。また、カラーリングについても、初代モデルのデザイン美学を現代風に再解釈した4カラーが用意されている。
内蔵するクオーツムーブメントは曜日、日付表示を備えており、針には夜光が塗布済み。33×33mmのミニマルサイズで扱いやすいため、デイリーユースに向いたスクエアシェイプモデルとして活躍が期待できるだろう。

グリーンダイアルが鮮やかなピアジェ「ピアジェ ポロ フィールド」発売

ポロ競技との繋がりを深く感じさせるグリーンダイアル
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新作の「ピアジェ ポロ フィールド」は、ポロ競技場を彷彿させるグリーンのダイアルを採用している。サテン仕上げを施した幅広のベゼルがスポーティな印象を強める。自動巻き(Cal.1110P)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約50時間。SS(直径42mm、厚さ9.4mm)。10気圧防水。170万7200円(税込み)。
ピアジェの「ピアジェ ポロ」は、1979年の登場以来、形を変えながらも同社のアイコニックピースとして愛され続けてきたコレクションだ。現行モデルでは、クッション型のダイアルとラウンド型のベゼルを組み合わせたシェイプインシェイプ(異なる形の組み合わせ)を特徴としている。そのスポーティな見た目通り、デイリーユースに向いたスペックを持ち合わせていることも、愛用者が多い一因だ。

ピアジェ「ピアジェ ポロ フィールド」
現行のピアジェ ポロの特徴は、クッション型のダイアルとラウンド型のベゼルを組み合わせたシェイプインシェイプのデザインだ。ダイアルとラバーストラップには水平パターンが施され、ピアジェ コピー一体感を高めている。
新作の「ピアジェ ポロ フィールド」は、そんな特徴的なデザインを踏襲しつつ、鮮やかなグリーンダイアルを採用したモデルだ。ダイアル中央には、かつて「ピアジェ ワールドカップ」が開催された、フロリダ州ウエスト・パーム・ビーチのポロ競技場のフォルムと芝模様をモチーフとしたデザインが与えられている。

直径42mmのケースは、幅広のベゼルと相まって力強い印象を与えるが、ケースの厚さは9.4mmに抑えられ、腕へのなじみを良くしている。

ピアジェ「ピアジェ ポロ フィールド」

ケースの厚さは9.4mmに抑えられており、取り回しやすさにも優れる。リュウズのトップには、同社のロゴが刻まれている。
ダイアルに調和したパターンが施されたラバーストラップには、インターチェンジャブルシステムが採用されており、レバーを爪で操作するだけで簡単にケースから脱着することが可能だ。別売りのストラップを買い揃えることで、気分に合わせて付け替えることができる点は、大きなメリットだろう。

ピアジェ「ピアジェ ポロ フィールド」
ケースバックからは、自社製自動巻きムーブメントのCal.1110Pを鑑賞することができる。ラバーストラップにはインターチェンジャブルシステムが採用され、ワンタッチで着脱可能だ。