ジャガー・ルクルトがスポーツコンプリケーションの真髄「レベルソ・トリビュート・クロノグラフ」を発表

ジャガー・ルクルトは2023年の新作として、新しいクロノグラフムーブメントを搭載した「レベルソ・トリビュート・クロノグラフ」を発表した。両面で時分を表示し、裏面ではクロノグラフ表示も行うこのモデルは、18Kピンクゴールド製ケースとステンレススティール製ケースの2種類がラインナップされている。

1931年に誕生したジャガー・ルクルトの「レベルソ」は、スポーツ用に特別に開発された初の腕時計である。その独創的な反転式ケースはポロの試合中に時計を保護するように設計され、その機能は瞬く間にスポーツ分野を越えて幅広い層を引き付けた。

ジャガー・ルクルトは2023年の新作として、レベルソのルーツに敬意を表し、スポーツ コンプリケーションの真髄であるクロノグラフを備えた新しい「レベルソ・トリビュート・クロノグラフ」を発表した。1996年に発売となった最初のレベルソ・クロノグラフからインスピレーションを得た新ムーブメント、キャリバー860は、クロノグラフ機能だけでなく、両ダイアルに時刻を表示する。

レベルソ・トリビュート・クロノグラフ

精巧なクロノグラフ機構は、裏ダイアルから眺めることができる。ジャガールクルト コピー文字盤はスケルトン仕様になっており、ムーブメントの複雑さも観賞することができる。ファセット加工が施されたインデックスとミニッツトラックは、ムーブメントの上に浮かんでいるように見える。
時計の表ダイアルには、バトン型のインデックス、ドーフィン針、ペリフェラル・ミニッツトラックなど、「レベルソ・トリビュート」シリーズのすべての特徴を見ることができる。サンレイブラッシュ仕上げの表面はエレガントな印象だ。巻き上げリュウズの両側にクロノグラフのプッシュモダンが備わっていることで、クロノグラフ機構に気付くことができる。

2万8800振動/時で動くCal.860には、水平クラッチを備えたコラムホイール式クロノグラフが組み込まれている。ストップウォッチを制御するためには、円柱状の司令塔部が回転するコラムホイール式と、板状の部品が左右に動くカム式があるが、レバーの動きをより細やかに制御できることがコラムホイール式のメリットだ。

一般的な垂直クラッチではなく水平クラッチが選ばれたのは、ムーブメントの全体的な厚みを減らすためである。裏表両方のダイアルに時分を表示するには、時計の両面で時計回りに正確に時間を表示する必要があり、ムーブメントは2組の針を反対方向に動かさなければならない。両面表示のレベルソをさらにエレガントに変化させるには、この問題には必ず向き合う必要がある。

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